借金解決

債権者の思惑をきっちり把握する|「再建」か?「回収」か?

MASTERチャーリーです。

日々、「中小企業経営危機救済コンサルタント・自己破産させない本舗」として、

法人・個人問わず借金解決の相談に乗ってます。

昨年、19,700円で販売していたマニュアルを無償配布しています→ https://jikohasan-sasenai-honpo/lp

 

借金相談者の方からよく聞くフレーズ。

うちは銀行に協力してもらってリスケしている

これ、僕の受け取り方は全く正反対です。

リスケに応じている時点で「協力」など全くしていません。

むしろ、「見切りを付けられている」と考えるほうが正しいです。

中には銀行の担当者と個人的にも懇意にしていて、「そんな事ない、ちゃんと協力してもらっている」と話される方もいますが、冷静に考えてみてください。

本当にあなたに協力しているなら追加融資でつなぐはずです。

そのほうが銀行としても儲かりますから。

追加融資に難色を示す時点で「あ、この会社もうダメだな」と腹の底では思っています。

もしくは追加融資の際に、連帯保証人や担保を求めてくる際も危険です。

この会社、もうギリギリだから人質を取ってやろう。そうすれば万が一の時にも被害が最小限で済む。

というのが本音です。

 

銀行が本当に再建を応援しようと思った時は追加融資、そして少し回収に危機感を感じている時は保証人・担保付き追加融資、もう見切りを付けている時はリスケ、の順番です。

銀行がどういう対応をするかで銀行のあなたへの評価が分かります。

ですからリスケは協力の証ではありません。

ただ単に回収しか考えていない時の選択がリスケです。

リスケは返済のほとんどが金利に充当されます。

という事は元金は一向に減りません。

「この会社、もう見込みがないから金利だけ取ってやろう。元金も全く減らないから永遠に儲け続けられるな。」というのが本心です。

そんな見切りを付けられた銀行に義理堅く返済する必要がありますか?

 

ちなみにリスケ後の返済もままならなくなり、返済を止めたら分かります。

その懇意にしていた担当者はすぐに外れて、回収担当の部署に回され別の担当者にすぐ代わります。

融資と回収は全くの別部門です。

見事なまでの分業制です。

 

そして、リスケなど債権者との交渉の際にも、あなたに様々な書類の提出を求めてきます。

決算書・出納帳・不動産の登記簿謄本・給与明細・収入証明・通帳の明細…

これら要求してくる時は、「社内で稟議を通すのにエビデンスが欲しい」などと言いますが、実際はいざという時の差し押さえのネタを探しているだけですので一切応じる必要はありません。

 

追加融資をしない銀行などあなたの協力先ではあり得ません。

リスケに応じている時点で「再建に非協力的」という判断をしなければいけません。

銀行が回収しか考えていない時はリスケを選択します。

無論、以後の融資などする気もありません。

そんな銀行に律儀に金利だけ返済する必要があるでしょうか?

元金が減らない返済などムダ銭です。

あなたにそんな余裕は無いはず。

当然、リスケをしていたら、本来なら再起や復活へ使いたい軍資金はダダ漏れ状態で、何もかもが後手に回ってしまいます。

 

だからこそ僕は、「有事には一切の返済を止めてください」とお伝えしているのです。

普通に返済をできている間は銀行は何も言ってきません。

ですから銀行のあなたへの評価も分からないでしょう。

でも一旦返済を止めたり、交渉に入ると態度はコロッと変わります。

僕も経験していますが、あの「手の平返し」は見事なものです。

 

昔、有名なTVドラマの主人公が言っていましたね。

銀行は晴れた日には傘を貸し、雨の日には取り上げる

企業の経営が安定し好調の時はどんどん融資してくれるのに、経営が苦境になり資金が必要な時には資金を回収しようとします。

銀行が業績不振に陥った企業に対し融資を貸し渋るのは、過去に苦い経験をしているからです。

バブル時代、銀行は企業に巨額の不動産融資を実行し、その崩壊後に膨大な不良債権を抱えました。

そうした中で、北海道拓殖銀行や日本長期信用銀行が破たんし、自行が廃業しないために担保のない企業から貸しはがしを行い運転資金を捻出せざるを得なかったのです。

つまり、業績が悪化した企業を支える体力がいまの日本の銀行には無いという事です。

 

この様な事情も踏まえて、あなたが窮状を訴えた時に債権者がどの様な反応をするかで今後の対策を練りましょう。

債権者の思惑は「再建」か?「回収」か?

意識してくださいね。

 

 

 

 

 

 

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