MASTERチャーリーです。
借金解決や副業・起業の相談に乗っていると、現在働いている会社を辞める事に躊躇される方がたくさんいます。
こと、借金解決においては退職する事が一番強力な解決方法である事は以前のブログでもお伝えしました。
大体、退職したくないという方の思考回路は。。。
・転職すると年収が下がっていくんじゃないか?
・会社の面々から陰口を叩かれるのではないか?
・家族を食べさせていく自信がない
・自分なんかを雇ってくれる会社なんて他に無いのではないか?
・家族から反対されるのではないか?
この辺りだと思います。
僕が相談に乗っていて、「辞めれば?」と言うと「それは強者の論理だ」と激昂される方もおられます。
手前味噌な話で恐縮ですが、僕はこのブログの読者さんの中でもかなりハイクラスな大企業に勤めていました。
36歳の時には管理職になり年収1千万円を超えていましたし、家も車もローンは組み放題でした。
家は新築戸建、車は新車しか考えられませんでした。
傍目から見たら何不自由ない人生かもしれませんが、僕は不満だらけだったんです。
自分の価値を、会社に勝手に年間1千万円と決められている事がどうしても腑に落ちなかったんですね。
「もっと違う道があるのでは?」
「もっと稼げるのでは?」
こんな事が頭をよぎり、気付いた時には辞表を出していました(笑)
人生は限られていますから、後悔したくなかったんです。
あの時決心したおかげで今は自由で楽しい生活を送らせてもらっています。
だからと言って、僕は諸手を挙げて独立を勧める訳ではありません。
起業には当然リスクも伴いますし、世の中の株式会社で10年後に生き残っているのは3%未満です。
だから、会社員として会社にいながら色々なキャリアを持つというのがベストだと思います。
最近ではパラレルキャリア(複業)などと言いますね。
そうは言いながら、最近のデータでは「2人に1人が転職する時代」だそうです。
転職が当たり前な時代がすぐそこに来ているのです。
これには様々な要因がありますが、端的に言えば「人間の寿命が伸びているのに、事業の寿命はどんどん短命化している」という事です。
だからその時代に合わせた働き方が今後は必要になってくるという事ですね。
僕も大きな組織の中にいた経験上分かりますが、会社にいるとその会社の常識を世間一般の常識と履き違えるケースが少なくありません。
まさに「井の中の蛙」状態です。
会社の仕事に没頭してしまい、世の中の動きが見えなくなってしまう状態ですね。
これはものすごく危険な事です。
この傾向は会社に長くいればいるほど強くなりますから、いざ定年や止むを得ない転職で外に放り出された時に「あれ?なんか違う?」となってしまうのです。
僕もサラリーマン時代はある意味「モーレツ社員」でしたので当時の上司に退職したい旨を打ち明けた時は散々反対されました。
「こんな良い会社を辞めて何をするんだ?」
「お前がいないと困る」「もう少し考えて欲しい」などなど。。。
でも僕は思っていました。
会社員でいる以上は所詮歯車の一部。歯車は1個欠けても問題なく回る。
でも自分がやりたいのは歯車を回す側。
僕は「仕事」ではなく「ビジネス」をやりたいんだ。
「ビジネス」はなにも独立しなければできないものではありません。
会社員でも可能です。
それには転職して知見を蓄える作業も必要ですよね。
最近、「転職童貞」なる言葉があるそうです。
日本人の今の姿を端的に表しています。
転職というのはほとんどの方にとって未知の世界ですし、あと、「育ててもらったのに」という申し訳なさもあり、使い物になってすぐ辞める、という事に負い目があって、日本人の中に根強く残っているそうです。
確かに転職というのはロジックだけでは割り切れない部分もありますからね。
僕も退職する時は最後の最後まで任されていた大きなプロジェクトを遂行し、笑顔で送り出してもらえる環境作りに注力しました。
おかげで今でも当時の先輩・後輩には仲良くさせてもらっています。
「オレ、やめるんで。個人の自由っしょ?」みたいな態度はよくないですよね。
人と人の関係は、会社を辞めてもずっと続きますから。
ちなみに”転職童貞”は童貞と一緒で2回目以降はビビらなくなるそうです(笑)
会社を辞める事については会社の同僚に相談しても何の役にも立ちません。
経験のない人にアドバイスを求めても的確な回答は得られません。
常に自分自身をセルフチェックする事で「辞め時」は判断できます。
自身のキャリアの棚卸しをして、会社が自分にいくらのオファーをしてくれるか見極めなければいけません。
これは、プロスポーツ選手と監督・球団側の関係と似ていますね。
ですから「会社にしがみつく」という発想の人はいずれ淘汰され閑職に追いやられます。
「自身のキャリア査定」。。。意識してみてくださいね。
ちなみに下記記事もご参照ください。
ではまた。
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