MASTERチャーリーです。
こんな記事がありました。
https://www.news-postseven.com/archives/20180302_656116.html?PAGE=1#container
奨学金関連で自己破産する人が15,000人を超えたとの事です。
そもそも僕が思うに、
「奨学金」という言葉が勘違いを起こさせてるのではないかと。
Wikipediaにはこう書いてあります。
奨学金(しょうがくきん)とは、能力のある学生に対して、金銭の給付を行う制度である。 奨学金の厳格な定義としては、学業成績等が優秀な生徒・学生に対して、修学を促すことを目的とするため、返済義務が全く無い給付奨学金(英語: scholarships)の事をいう。
そもそも奨学金の本来の意味は「給付」なのですが、
今の世の中の「奨学金」は「金利を上乗せして貸付する」普通のローンが大半です。
だから「学生ローン」とか「学資ローン」と名称を変えるべき。
返済義務があるのですから。
もっと言うならこのデータをご覧ください。
奨学金延滞率の高い大学ランキングです。
僕の経験上、大学の講義は実社会に出て使えるものはほとんどありません。
ましてや、このランキングにある大学ってマイナーな所が多いですよね。
メジャーな大学であれば、まだしっかりした就職先も見つかるでしょうが、
この程度の大学ではまともな就職先が見つかりません。
当然、就職できたとしてもブラック企業だったり、賃金がかなり安かったり。。。
だから充分な稼ぎを得られず奨学金の返済も滞る。。。
まさに悪循環ですね。
そして、借りた本人が払えなければ、連帯保証人の親御さんのところに督促が行き、
親御さんも払えなければ両者とも自己破産でダブルパンチです。
僕の個人的な意見ですが、
この程度の大学に数百万円の借金をして通うくらいなら、
高校を出てすぐに手に職を付けて稼いだ方が、
余程、社会的に自立した人間が形成されます。
今は情報がたくさんありますから、
昔みたいな職人さんの丁稚奉公の世界じゃなくても、
最速でスキルを身につけて稼ぐアイデアはいくらでも出て来ます。
僕はおかげさまで、ある程度名前の通った大学を出させてもらいましたが、
メリットと言えば、「大手企業に就職する際の免罪符」くらいにしか思ってません。
「有名大学卒」という看板は、その程度のメリットしか与えてくれません。
僕の大学時代の頭の中は、酒とゴルフとお姉ちゃんの事しか考えてませんでしたので、
参考になるかどうかは微妙ですが(笑)
最近では僕のところに、大学生からの問い合わせも増えてます。
もう、大学在学中にスキルを身につけて、
就職せずに自分で稼いでいくマインドを持った若者が出始めてます。
スマホひとつで数百万円稼ぐ学生もいますからね。
「大学を出て良い就職先に定年まで勤め上げる」という理想像が、
過去の遺物になるのも近い気がします。
無理して借金して「大卒」の肩書を持ったところで、
今の世の中は、そうそう甘くないですよ。
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