MASTERチャーリーです。
日々、「中小企業経営危機救済コンサルタント・自己破産させない本舗」として、
法人・個人問わず借金解決の相談に乗ってます。
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2ヶ月前に相談をいただいた、介護事業をされてるTさんの話です。
主要な従業員が、顧客ごと連れて総退職し、
業績が悪化して経営が厳しい状態でした。
Tさんの会社の借入は約1億円。
毎月の返済は120万円。。。が返せず、リスケをしてもらい元金100万円・利息20万円のうち、
利息だけを返済している状態。
リスケが何ら根本的解決にならないのは先述の通りです。
銀行が本当にTさんの会社(仮にA社とします)を応援しているなら、
追加融資という形を取るはずです。
リスケに応じてる時点で、A社は銀行に見切りを付けられたと認識するべきでしょう。
そして、20万円の利息だけ払い続けると元本の1億円は一向に減らないので、
返済は永遠に続き、銀行を儲けさせるだけ。
見切りを付けられた銀行になぜそこまで儲けさせなければいけないのでしょうか?
2ヶ月前に相談をいただいた時、僕はTさんにその事を説明し、
第二会社での再起を提案しました。
今月あたりにまとまったお金が入るので、
そのお金で第二会社を実践するとの事でしたが、
昨日のTさんからのメール。
「個人で所有している資産を売却して、もう少し今のままで頑張る」との事でした。
Tさん個人が所有している資産を売却してまで、
事業にかける意気込みは美談の様に聞こえるかもしれません。
でも冷静に考えてみてください。
1億円の債務は今も消えてません。
事業で出た利益から返済をしていかなければいけません。
介護事業の利益率は概ね5%前後です。
という事は。。。1億円を捻出して完済する為には、
20億円の売上を「今の売上にプラスして」上げなければいけないという事です。
現実的ではないですよね。
しかもTさんは個人所有の資産も売却して、
身ぐるみ剥がされた状態です。
主要な従業員も顧客を連れて逃げた状態です。
年齢も確か60代前半だったと記憶してます。
もう動けるのも長くて10年でしょう。
それでどう「頑張る」というのでしょう???
僕に相談される方の90%以上は、
頭の中がお金の事で一杯で冷静な判断を欠いてます。
僕はまず、その「洗脳」を解く作業から入ります。
洗脳が解けると冷静な判断ができる様になります。
「借りたお金は返さなければいけない」のは当たり前の事です。
でも、有事の時は、家族や従業員にひもじい思いをさせてまで金融機関の返済を優先させるべきではない、
というのが僕がいつも言っている事です。
TさんもA社の事業を継続されるというなら、
1億円の債務は未来永劫つきまとい、頭の中から離れない事と思います。
果たしてその心理状態で復活を果たせるのか?
過去にこの様なケースの相談者の方が数人おられましたが、
再起を果たした方はゼロです。
また数ヶ月後、Tさんが手持ちのキャッシュもすべて枯渇して、
僕に相談されない事をお祈りするばかりです。
Tさんにも同じ事をお伝えしました。
「僕の(再起は無理という)前例を壊してください」と。
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